夕月堂 ~本とお菓子と時々旅行

夕月堂へようこそ。本・グルメ・旅・好きなもの色々気の向くままに綴っています。 本サイトにはプロモーションを含みます

パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき

治癒師なのに初級魔法のヒールしか使えない役立たず、としてパーティから追放された主人公。だが、新たにパーティを組むことを申し出てくれた武道家の少女を相棒にして、初めて自分の力を認めてもらい順調に冒険者活動を続けていた。一方、主人公を追放した側のパーティは彼が抜けたことで初めて主人公が並外れて有能な冒険者だったことを思い知ることになる。一流と呼ばれる立場から瞬く間に落ちぶれていった彼らは主人公に対する逆恨みを重ねていて…

というわけで、とってもありきたりな「無能だと思っていた主人公が実は最強」系の話。主人公の造詣もありきたりですがヒロインも「昔助けてもらって惚れた」というヒネリのない設定です。さらに主人公を追放したかつての一流パーティも実に分かりやすく腐ってます。降格されても反撃されても諭されてもダメというある意味清々しいくらいの腐りっぷりですね。自分たちの功績が実は主人公の能力あってのものだったということに気付いた後はもう少しくらいマトモになるかと思ったんですが。…まぁ主人公が”使える”ことに気付いていながら搾取する気マンマンで仲間に入れていたという時点でダメは確定ですか。パーティ唯一のマトモ枠の魔術師ちゃんに道を示された時に更生の道を選んでいればもう少し救いもあったんでしょうが…自業自得な末路ですね。というか、「前衛もこなせる治癒師」という時点で主人公の異常性は明らかだと思うんですが、なんで周囲ばかりか主人公自身まで能力を過小評価しまくっているのか疑問です。普通に考えて有能でしょうよ!

ちなみに舞台である迷宮都市は冒険者ギルドも所属冒険者ももれなく腐ってましたが、実は王都のギルドはちゃんとしてて、ここが異常なだけだったらしいです。今回の一連の騒ぎで監査が入ったので今後は少しはマシになるようですね。…続きを読むとは限りませんが!



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バレンタイン2019 その4!和菓子もバレンタイン♪

バレンタインは言わずと知れた洋菓子業界主体のイベントです。が、和菓子業界だってバレンタインには乗っかるんです!和菓子店もここぞとばかりにチョコを使った限定菓子を発表してくれています。
そんな中から、今回はこちら!
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源吉兆庵の「微笑み」と「ショコラしぐれ」
ショコラしぐれは去年も売っていたんですが、もう少し後でもいいか…と考えているうちに販売期間終了してしまって悔しい思いをしたもの。今回はリベンジ成功です(^^♪
微笑みの方は今年の新作です。
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中身はこんな。「微笑み」は餡をホワイトチョコでコーティングしたお菓子です。餡のお味は黄身餡、白桃、いちごの三種類。味的には多分いちごが一番間違いない味なんじゃないかなと思いつつ、どうしても白桃に惹かれてしまったので白桃バージョンをチョイスです。
ショコラしぐれは思ったよりずっとチョコチョコしてて洋菓子に近い仕上がり。
微笑みは…思ったより餡がパサっとした感じでした。サンプルの感じではもっとクリームみたいなしっとり系の餡かと…。いえ和菓子的には正しい方向の味わいでしたが。白桃は期待したほど味の主張がありませんでしたね。餡のアクセント程度?
でも、これはこれで美味しかったです!



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被追放者たちだけの新興勢力ハンパねぇ

半魔族という出自ながら努力と人柄で英雄となったジオは、大魔王の策略により仲間と信じた者達から裏切られ幽閉された。三年後、大魔王の死と共に術が解けたかつての仲間により解放されたが、もはや彼らと共に歩む道を選ぶ気が失せたジオは帝国を出奔。そして、闘神の名を冠する魔族ガイゼン、機械人のマシン、魔法学校の落ちこぼれチューニという、今まで所属していた場所から弾き出された男達と偶然出会い、チームを結成する。四人で世界を遊び尽くそう、と冒険者活動を始めた彼らだったが、元いた場所のしがらみは執拗に追ってきて…

というわけで、常人を超越している能力を持った連中が偶然出会って好き勝手に生きようとする話。
「被追放者」なんてタイトルが付いてますが、とりあえずジオは別に追放されてません。自分で勝手に愛想尽かして出てきただけ。むしろ引き止められまくってます。チューニは退学になっただけ。追放、という言葉はちょっと大げさな気がする。ガイゼンは封印されてただけ。大魔王が死んだから封印解けた。勇者パーティをクビになったマシンだけが辛うじて「追放」と言えるかも…。

というか、普通のラノベ的にはジオよりもチューニの方が主人公っぽいですね。絶大な魔力を持っているのに「魔法無効化」という能力のせいで鑑定魔法を弾いてしまい、無能の烙印を押されて退学になった…とか、新たな仲間に出会って自分の本当の能力を知り、かつて自分をいじめていた連中が性懲りもなく絡んできたのを返討ちに…とか、まあ普通に「主人公」。その名の通り中二病全開の主人公。魔法学校の連中との縁の切り方も颯爽としていて清々しい。

ジオはな…半魔というハンデを乗り越えて仲間を増やし王女と婚約、という三年前の彼なら確かに「主人公」なんだけど今はちょっと違うような。王女との関係も当初思っていたような純愛より爛れた関係だったみたいだし…王女二人と同時に、ってなんなのさ!ただ、酷い目に遭ったとはいえ、魔王の死後は術が解けた元仲間達に涙ながらに謝罪され引き止められた割に随分冷たく振り払って、一切謝罪を受け入れないという姿勢はちょっと不思議だったんですが、ラスト付近で明かされた心情でちょっと納得しましたね。「彼らはジオの記憶を消されただけで意識操作されたわけではなかった=仲間意識が働かない関係の魔族に対しては残虐に振る舞うのが彼らの本性である」と見なしたから、ということだったんですね。
女性陣は表紙とか人物紹介の口絵なんかではヒロイン然としてますが、全然ヒロインじゃないですね。むしろ粘着系というかストーカー系というか「怖いよ」というか…うん、この先出なくていいです。むしろ関わってこないで欲しいです。しつこく出そうな人はいますが。

今回はジオとチューニの事情がメインでしたが、続きがあるなら残る二人にスポットが当たるんでしょうか。この上マシンにまで粘着系女子が絡んで来たら読むのも辛そうです…。ガイゼンのおっちゃんはきっと大丈夫。女っ気無さそう(笑)




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