全3巻で綺麗に終わった…と思いきや、何事もなかったかのように続刊が出ました。もともと全3巻構成で、人気が出たのでシリーズ続行になった、とか…。謳い文句は「上流階級ミステリー」ですが扱う謎はオマケみたいなものですので、本格を望む人には不向き。未熟な当主と執事のぎこちないなりに少しずつ信頼関係を築いていく様子を生温かく見守るのが正しい読み方です、きっと。
この作者は言葉の選び方が独特で、全てを描写せずにちょっとした言葉や雰囲気で表現することが多いので、行間を読むスキルは必須です。読書慣れしていない人には読みにくいかも。それにしても、こんな「いかにも」な上流階級って、現代日本に存在するんでしょうかね?


うちの執事が言うことには(5) [ 高里椎奈 ]

うちの執事が言うことには(5) [ 高里椎奈 ]