これはなかなかに面白い!
短編集なので事件解決はちょっと駆け足ではありますが、どの話も「おっ!」と意表を突く結末が用意してあります。テンポが良いのでサクサク読めます。
主人公は本業の金物屋で生計を立てたいけど、食べていくには不十分。爺さまから引き継いだ怪しい副業の「まじない屋」も続けなければ…というわけで、主人公的にはまじない屋稼業は本意ではないようですが、能力あるし金物屋よりよっぽど向いてる感じですね。あと主人公は意外に顔が広いようで…彼の人脈どうなっているんでしょう。これも爺さまから引き継いだのかな。
本格ミステリーを求める人向きではありませんが、怪異成分が少々入った大正レトロっぽい作品として楽しく読めます。