ある日唐突に異世界に来てしまった主人公。二人の天使が現れて言う事には、なんと主人公はこの異世界の創造神であり、今まで現実だと思っていた地球は彼が作った架空世界であるという。「好きなように過ごせばいい」という天使たちの言葉に従い、鍛冶師として異世界で過ごす主人公だったが、この世界で最初に出会い彼を救ってくれた少女ティナが死の運命にあると知り…

というわけで、異世界で神の力で好き勝手する話。イマイチでした。
権利関係大丈夫?と心配になるほど既存のアニメ、漫画、ラノベのネタを実名のままぶち込んできてるんですが…多分それで笑わせようとしてるんですが…正直つまらないです。黒の天使がかましてくる下ネタも下品なだけで笑えないし、元ネタを知らない人が読んだら「この部分はどういうことが言いたいのか」すら解らないでしょう。「こういうの読む人って最低限少年ジャンプくらい読んでるでしょ」と決めつけて話が進んでるのも気になりますね。
この作品、
・主人公が記憶を封じた創造神 
・地球の方が架空世界 
・恩人と世界を秤にかけざるを得なくなる展開
…と、やり方次第で色々な方向に面白くできるポテンシャルがあったと思うのですが、何故こういう方向性を選んでしまったのか…。変にネタに走らず普通にやれば良かったのに。
とりあえず続きを読もうという気にはならなかったです。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

異世界創造の絶対神(1) [ 若桜拓海 ]
価格:689円(税込、送料無料) (2016/11/12時点)