自動販売機マニアの主人公。自販機に押し潰されるというある意味本望の死に方をした後、異世界で転生したのは…自動販売機の身体だった!?自我はあっても自力で動くこともできず、自販機定型のいくつかの言葉しか話すこともできない。幸いにも自販機を軽々と持ち歩ける「怪力」の加護を持つ冒険者に出会った主人公は、彼女を相棒に異世界のダンジョンで生きていくことになるが…

というわけで、人外転生もの。ですが、これはまた…人外にも程があるだろというか、そもそも「物」じゃん?というか(笑)
タイトルで解っていることではありますが、とりあえず設定の勝利という感じの作品ですね。タイトル買いでしたが面白かったです!できないこと尽くしの状況で、降りかかるトラブルを自販機の機能と工夫で乗り切るのが良いですね。ヒロインも可愛いです。

順調に続巻が出ているみたいなんで読みたい気持ちもあるんですが…、この巻は面白かったけど、この先どう展開していくのか若干不安な気も(笑)