ある日突然神様から「なんでも一つ願いを叶える」と言われた主人公。その時とても急いでいた彼は、ろくに話も聞かず「願い事の例」として挙げられた願いを「じゃあそれで」と即決してしまった。その願い事とは「世界最強になる」というものだったが、実は主人公はとある特殊な出自のせいで元々世界最強クラスの存在だった…

というわけで、もともと最強だったのに更に最強の力を手に入れてしまった主人公があれこれする話。
う~ん、筋立てそのものは面白くないわけじゃないんです。ですが、決定的に文章力が足りていません!

とにかく描写が淡々とし過ぎていて、ピンチの場面でも緊迫感も盛り上がりも感じられないし、全然ハラハラドキドキできません。人物だけでも生き生きと描かれていればまだマシなんですが、こちらもとても感情移入できるレベルではないです。正直とても物足りないです。
後書きによれば作者本人も文章力の無さは自覚しているようですが、「戦闘描写が出来ない」と言うなら変にバトル系の話にしないで、最強の力を妙な方面にばっかり使って神様が「そんなことをするためにあげた力じゃないよ!?」とかアワアワするような、ほのぼの脱力系とかまったりのんびり系の話にしても良かったでしょうに…。