思い通りの効果を持つポーションを自由に作り出せる、というチート能力をもらって異世界で生活する主人公が、様々な成行きと本人のうっかり(笑)でどんどん目立っていき、ついにはこの世界の女神の友人ということもバレてしまっている第2巻。

今回は主人公がさりげなく要求した「思った通りの形状の容器で」という部分が大活躍。これはもう薬品チートというより容器チートですよね。かつてこれほどまでに「容器」が脚光を浴びたポーションがあっただろうか…。「資源分布を正確に表示した地球儀型」とか「単分子振動ナイフ型」とか、もうやりたい放題です(笑)
そして今巻最大の山場はなんといっても自重を辞めた「神剣授与」とか女神降臨からの聖国終焉までの一連の流れですね!ポーションの容器として神剣を創り出すとか、主人公の創造力すごいよ!
この辺りは何度読んでもワクワクします(^^♪

騒動が一段落した後は一気に時間が飛んで数年後。婿探しの旅に出た主人公が新たな冒険を始めることになりそうですが、今後はどんな風に展開していくことになるのか楽しみです。
ちょっとだけ残念なのは、本文中で散々「目つきが悪い」と書かれているのに、イラストでは普通に可愛い、という所ですね。某ギルドの受付嬢と笑顔を交わすシーンは、もっと「何か悪巧みをしている場面にしか見えない」凶悪な笑顔に描いて欲しかったです…!


3巻はコチラ
同じ作者の別作品→ 私、能力は平均値でって言ったよね! 
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