事故死した主人公が転生したのは、大量の転生者が迷宮の探索者となって活動する世界。よほど適性が無い場合を除けば希望する職業に就けると聞いた主人公が選んだのは読んだままの後衛職「後衛」。大量の転生者に接している迷宮国においても初めてである職業「後衛」は仲間の支援という形でなら攻撃・防御・回復までこなせる万能職で…?

というわけで、パーティーメンバーを常に後ろから見守る主人公の迷宮冒険譚。
戦闘に入ると「○○の攻撃。XXのダメージ」といった、ゲームのような記述が延々と続いてしまうのが難ですが、主人公が使う数々の後衛技能は独自性が感じられて結構面白かったです。
パーティーメンバーになるうちの一人、主人公の前世の上司・五十嵐さんについて後書きで「web版は酷い人格だったのでマイルドに変更」と書かれていたので、どんな感じだったのかちょっとwebも覗きに行ってみましたが…確かにこれはヒドイですね。書籍版の五十嵐さんは一応ツンデレさんの範疇に収まる程度になっているので、web版に比べれば随分好感度上がっていると思います。まあ「25歳にもなって好意をこんな風にこじらせるってどうよ?」とは思いますけど。

新人パーティーなのに主人公の技能でどんどん成り上がる、という展開はお約束通りですが、秘神とか転生者を集める意味とか、まだまだ謎多き世界の様なので、この先も楽しみです。

2巻はコチラ