自分の異常性をイマイチ認識してない最強主人公の異世界生活、第2巻。従魔のスライム達は相変わらず可愛いです。

今回は前巻の活躍で英雄視されるのに辟易した主人公が、拠点を移動して新たな街で新しい人間関係を築く話。…と思わせて、神話でしか語られていないドラゴンの討伐話が一応メインということになるんでしょうか?だけどMPがマイナスになってもどんとこいで魔法が使えちゃう主人公なので大した苦戦はしません。全体的に緊迫感は薄いです。まぁ今回ちょろっと語られてた30年前の神霊召喚術っていうやつが、主人公がこの世界に来た理由なんじゃないの?と匂わせてはいましたかね…。

でも問題はそこじゃない!
起こる事件の内容も薄いし物理的な本の厚みも薄いし、行間がスカスカで文章量が少ないよ!これ行間詰めたら本の厚さ半分くらいになりそうですよね…(苦笑) 特に最初の数ページは思わず目を疑うほどのうっすい内容がタップリの行間とページ数を稼いでて、何事かと思いました。
演出的な問題で行間が空くのは構わないけど、前巻あらすじ程度の内容でスカスカ行間は頂けないです。詰められそうな所はもう少し詰めて、その分もう一つ二つ事件を起こしてくれたら良かったんですが。


1巻はコチラ
3巻はコチラ
同じ作者の別作品→ 異世界転移したのでチートを生かして魔法剣士やることにする
        → 異世界賢者の転生無双
        → 異世界転生で賢者になって冒険者生活~【魔法改良】で異世界最強~
        → 暗殺スキルで異世界最強
        → 極めた錬金術に、不可能はない。



人気ランキング参加中!