身体的な事情で引きこもりがちな人生を終えた老人が、女神のはからいで異世界に転生することになった。転生に際して「健康な体」だけを願ったはずなのに、何故かチートな魔法能力まで与えられてしまった主人公は、転生した異世界で…やっぱり引きこもっていた。女神に「冒険者になって人生を楽しむように」と言われて王都に赴いた主人公は、道中ペットにした猫型騎獣と共に新しい生活を始めるが…

というわけで、チート能力を扱いきれない主人公のスローライフもの。戸部さんのイラストが気になっていたので遅ればせながら読んでみました。
前半は良くも悪くも地味~に展開していますが、周囲の人々と関わりを深めていく中盤以降はなかなか良かったです。

それにつけても某大商人が上から下までダメすぎる…。当初は副執事がダメなだけで当主はいい人、というパターンかと思っていたのに、どっちもどっちな人だった…。そして娘も。最初の、屋台での遭遇に関しては「主人公の騎獣の扱いを誤解したために善意から注意しに来たつもり」と考えられなくもなかったけど、二度目の遭遇時の言動はもう、救いようが無いとしか言えない…。娘に関してはもっとキツイ罰が欲しかったところです。まぁ、彼らの存在は主題ではないとか今後にまた登場予定があるとか、色々あるのかもしれませんが、この商人絡みの人物が出るたびにストレス溜まってイラっとします。

この作品、現時点で3巻まで発売されてるんですが、続きを読むかどうかはまだ未定…。