宮廷魔法士を目指していたが、契約儀式でハズレと言われる精霊を引いてしまい出世街道から外れてしまった主人公。それでも人々の役に立つために、と精霊医の資格を取って研鑽を重ねていた主人公は、ある日王女率いる女性だけの騎士団の軍医として最前線に派遣されることになり…

というわけで、ハズレと思われた主人公が大活躍して周囲に認められていく話。
題材としては定番ですが、結構面白かったです。特にラストの怒涛の展開は燃える!神樹の契約者は王女で決まりと思わせておいてのこれとか!お約束だけど熱いですよね。
途中経過は前線の砦で女だらけの騎士団・治療を通して信頼され慕われまくる主人公…と、ハーレムルートまっしぐら展開でしたが、その先は襲撃やら何やらで大混乱になってます。のんびりハーレムするよりずっと良い。
それにしても、「戦闘に使えない精霊はハズレ」という慣習がある国だとはいえ、主人公の「植物」とかヒロインの「空気」なんかは使いようによっては戦闘に絶大な効果を発揮しそう(現に発揮した)なのに、なんで不遇扱い?と思いながら読んでいたんですが、どうやら元素精霊至上主義者による工作があって、長い年月をかけて意図的に貶めていったみたいですね。それなら納得です。
王女様は無事に神樹の巫女の契約を交わせたみたいだし主人公も新たな力を手に入れられたみたいだし、次巻は反撃開始ですかね?


同じ作者の別作品→ 世界最強の後衛~迷宮国の新人探索者~