自分の異常性をイマイチ認識してない最強主人公の異世界生活、第3巻。今回は「飯がうまい」という一点のみを目的に訪れた町が何故か雪に閉ざされていて、薪不足でピンチ!調理用の薪も暖房に回してるから料理作れないよ~という(主人公にとっては)絶対に見過ごせない大問題が勃発。「この世界に来てから一番美味しいご飯」に釣られた主人公がアッサリさくっと事態を解決しています。
このシリーズとしては今巻が一番面白かったかも。

スライム達が相変わらず可愛い上に新たなスキルが判明したり(”発現”ではなく”判明”です。スライム達は”持っていても使ったことないスキル”のことなんて一切気にしてません)、食い意地全開のスライム達がバトルジャンキーと化したり、主人公が新しい魔法を色々仕入れたりしてます。が、そうやって手に入れた魔法やら戦闘のための高等技術やらを薪作りのために大盤振る舞いして周囲にドン引かれるのはお約束です。そして、町の異常気象の裏側にいつもの敵組織の陰謀が隠れているのもお約束。
今回は派手な戦闘は無かったけど派手な魔法はバンバン使ってて、演出的にも満足度高めだったかな。

ただ、「過去最高に美味しい料理」のシーン…挿絵がちっとも美味しくなさそう!むしろマズそう!主人公のリアクションも、これじゃ激マズの時の反応じゃない?という絵で、そこが残念でしたね。ここはもっと大げさにウットリした表情に描いて欲しかったですよ。本編の主人公、もっと感涙にむせんでたでしょ?絵師さんにはもう少し頑張って欲しかったです。

ちなみにあとがきによれば、主人公がMPマイナスになってもどんとこいで魔法使えるのには何か理由があるみたいです。種明かしの時が来るまで、打ち切りとかになりませんように!


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