勇者パーティーの一員として最難関ダンジョンをクリアした主人公は、不吉な黒髪黒目の上、最弱職の「盗賊」だから という理由でクビを言い渡されてしまった。その後、魔族の少女を保護したり奴隷をこっそり解放したりとひたすら成行きにまかせていたら、最終的に300人もの奴隷を解放することになり、いつの間にやら「解放神」と崇められるようにまでなってしまって…

というわけで、無能と思われていた主人公が実は最強系の話。主人公は無自覚最強というわけではなく、出身の村の掟に従って本当の能力を隠し一般的な盗賊職を名乗っていただけ、というのが他作品との違いでしょうか。話そのものには特にヒネリはなく「よくある話」止まりです。ちなみに主人公の「じいちゃん」は明らかに異世界転移してきた日本人ですが主人公はそんな事実は知らない模様。まあどうでもいい情報ですが。

ただこの主人公、次期村長候補というだけあって実力は確かなようですが、精神的には未熟もいいところですね。主人公を追い出した挙句勝手に自滅しかけたのを「主人公の残したトラップのせい」と決めつけて恨みを募らせている勇者パーティーに最後まで仲間意識を持ち続けていたのは愚かと言われても仕方のないところだと思いますが、まあ今度こそちゃんと信頼できる仲間が出来そうで何よりです。成行きに流されるだけであんまり主体性が感じられない所は治すべきじゃないかなあと思いますが。

この話ではとにかく教会が悪辣すぎて、まだまだ秘密の悪行も隠されていそうな感じ。続きも教会がらみで展開していきそうです。が、続巻が出ても読むかどうかは…微妙かな?


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