平安時代、最強の名をほしいままにしていた陰陽師だったが、弟子の裏切りで死んだ主人公。仕掛けておいた転生の術で新たな生を得たが、転生先はまさかの異世界だった。魔法の名門と言われる伯爵家の妾腹として産まれた主人公は魔力無しと判定され見下されるが、前世仕込みの陰陽術は健在。陰陽術を魔法に偽装して魔法学園に入学することに成功する。前世、数の力に負けた主人公は今世では「自分が最強」ではなく「最強と呼ばれる存在の取り巻き」というポジションを手に入れて安楽な人生を送ろうと決意していた。魔法学園で「最強」にうってつけの勇者の力を秘めた存在を見つけた主人公は、何とか彼女に近付こうとするが…

というわけで、異世界の法則とは違う能力を駆使する陰陽師がこっそり無双している話。ヒトガタを使った符術とか、多彩な術が楽しいです。

何というか、考え方の根底が人命軽視というか…人を殺そうが陥れようが全然気にしない主人公ですね。生まれが平安時代の人なので、当時の感性としては普通だったんでしょうが。

陰陽師とか陰陽術とかいう存在がこの世界で全く認知されていないというのは当然ですが結構なアドバンテージですね。敵陣営である魔族側にとっても理解の外側にある技能だから対処されない…というか対処方法が知られていませんからね。対して主人公はこの世界の通常の魔法についても普通に学べるので、そりゃ一方的な展開にもなるわなぁという感じです。
ただ主人公、意外と詰めが甘いというか、決して善人ではないけど憎めないところがあるんですよね。前世今世通して「普通の友人」というものが出来たことがないから距離の詰め方が分からない、とか(笑) このあたりのバランスが結構好きです。

学園側も魔族陣営も色々裏で動いているようだけど、主人公の力の秘密が解き明かせる日が来る…気はしないけど(笑)、とりあえず今後も期待。
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