お国再興目指して金儲けに邁進している話、第2巻。別に悪くはないけど特別に良い所も無かった前巻に比べれば格段に面白くなってました。

お国再興の第一歩としてまずは辺境村の代官になった今回。かつて国を運営するために学んだ事や前世の知識をフル活用して村をどんどん発展させていく…のは良いんですが、手段として選ぶのはやっぱりネギなんですね(笑) 相変わらずネギに対する愛の熱さと重さが謎すぎる(爆笑)

今回はあちこちに正体晒して協力を仰いだり元々の同郷人が主人公を見つけてくれたり教えるつもりが無かった人に不用意に正体バレたりしてますが、まあ概ね良い方向に向かって進んでる感じですね。割を食ったのはギルドの受付嬢かな?主人公に気に入られたばっかりに辺境左遷とか気の毒すぎ…と思ったら自力で交渉して異動期限を区切った上に、二年後の昇格栄転の約束までもぎ取ってきてました!有能!

シリーズのお約束として魔族戦もありますが、亡者(不死の王)VS 金とネギの亡者(主人公)というこの対戦に対する某シスターの内心の呟き「亡者レベルが主人公の方が上だったから勝った」というのは至言だった気がする(笑) 納得しかない…!

ところで今回のエピローグ、いきなり一年経ってるし「主人公の成り上がりエピソードとしてこんなことがありましたよ」とサラッと語るだけで大幅に端折られた感が凄かったんですが、これ、ここで打ち切りということなんでしょうか?後書きも無かったのでよく分かりません…。完結とはどこにも書いてなかったようなんですが。


1巻はコチラ

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