20年前、突如世界各地に現れた「ダンジョン」。放置すれば魔物が溢れて大変なことになるため厳正に管理されるダンジョンが、45歳独身OLの主人公の家に出現してしまった。政府に報告すれば強制立ち退きになってしまうため、亡き両親の思い出の詰まった家を出て行きたくない主人公は、たった一人でダンジョンを攻略することを決意する。冒険者資格を取り、過酷な戦いを覚悟してダンジョンに入った主人公だったが、出現するのは野菜姿の魔物ばかり、ドロップアイテムも野菜…と意表を突かれることに。さらに世界で初めて「魔法」を使えるようになってしまって…

というわけで、唐突に現れたダンジョンをきっかけに人生が変わっていく話。面白かったです!

おっさん主人公は多々あれど、おばさん主人公は意外と少ないですよね。最近の独身45歳は若々しくて綺麗な人が多いので「おばさん」という呼称はちょっと合わない気もしますが、30代でもおっさんと書かれる主人公もいるので、それはそれとして…。
おばさん主人公といえば定番は悪役令嬢に転生とか若返って異世界へ系で、活躍ジャンルも料理や生活豆知識方面が多いのですが、この作品ではガチにバトル系の冒険者です。しかも世界中の誰も気付いていない数々のダンジョンの特性に気付いて、世界でただ一人の魔法使いにまでなっちゃいます。
というか、普通に「魔法使い」と言えばいいものを何故自分で「魔法少女」とか言っちゃうんでしょう。さすがに「少女」は無い(笑) まぁ、単なる独り言で誰も聞いてはいないので良いんですけども。

主人公は自分の家を手放したくない一心で自宅ダンジョンの存在を秘匿している関係上、あまり自分の情報を公開していないので騒がれていないのですが、この先彼女の異常なまでの能力がバレちゃう展開もあり得そうですね。個人的には主人公にはこれからもダンジョンで野菜魔物を狩りつつ人生を楽しんで欲しいんですが。ついに会社も辞めるようだし、周囲にも「本格的な冒険者」と見られるようになってからが勝負でしょうか。

というか、東京ダンジョン探索者の皆さんは隠し部屋くらい探そうよ!ラノベ愛読者で冒険者になってる人、絶対相当数いるだろうに、隠し部屋という存在に思い至らないわけないと思うのですが。「下の階層に行く事だけが成果じゃない」ってことくらい普通思い付きますよねぇ…? まあ主人公は初○○の称号特典が大量にあるせいで恵まれているとは思いますが…。
もしかして他の地域のダンジョンも隠し部屋発見できてない…なんてことあるのでしょうか?…ありそう。そして主人公が根こそぎ発見して発見者特典独占していきそう(笑)
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

美味しいダンジョン生活 (BKブックス) [ 神谷透子 ]
価格:1296円(税込、送料無料) (2019/9/27時点)






人気ランキング参加中!