力を隠していたせいで勇者パーティーから追放された最強主人公が成行きで助けた人に崇められつつ色々やらかす話、第2巻。今回はシノビノサト村長になった主人公の初仕事編…かな?厳しい掟の意味とは何か、抜け忍とはどんな存在なのか、という疑問に向き合う話になりました。ファンタジーで「抜け忍」なんていう文字を見るとは……(苦笑)

冒険者ギルドの依頼で新たに最難関指定されたダンジョンと、そのダンジョンに陣取り勇者を名乗る偽勇者の調査をすることになった主人公一行。だがそこで遭遇したのは思いがけない黒幕で…という今回。偽勇者は本物と違って実に爽やかで善意溢れる好人物でしたね。実は農民ですが、本物よりずっと「正しい勇者像」を体現してます。
本物といえば、勇者一行はまだ健在だったんですね…。てっきり前巻で壊滅したものだと思ってました。彼らはそろそろ現実に気付いた方が良いと思うの…というか、今回の本筋には全然必要ない存在だったんですが。え、まさか今後も顔出しする気なの?彼らはもう出なくていいんですけど。

ちなみに、今回2巻を読み始めるまで第1巻がどんな内容だったのか忘れ果ててたのは秘密です(笑) さすがに主人公の設定とか解放神さまのくだりとかは覚えてましたが、その他の登場人物については何の印象も残ってなかったわ…。勇者パーティーは記憶に残ってたけどヒロインその他は本当に全然覚えてませんでした。話にも人物造詣にもインパクトが薄いんですよね…。


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