生まれつきの心臓疾患で16年の闘病の末に死んだ主人公が、鳥の魔物として異世界に転生した。「鳥になって自由に空を飛びたい」と願っていた主人公は、願い通りに鳥になれて大喜び!早速空に飛び出そうとしたが、この世界の空には謎の黒雲が立ち込めており、さらにはドラゴンが徘徊していて自由が無かった。鍛錬の末、住処の上空にいたドラゴンを撃破することに成功して人間の町まで来た主人公は、魔物に襲われていた少女を助けたことから相棒として契約し、人間の町で暮らし始める。だが町は謎の黒雲のせいで凶暴化した魔物の脅威に晒されていて…

というわけで、もふもふ+強い=正義 な話。これは先が楽しみな話きた!
主人公は「キョー」としか発声できないんですが、そこがまた可愛さを唆りますね(*^-^*) 相棒ヒロインも健気可愛いです。

主人公が変に「俺、最強!」と調子に乗ることも、逆に強さに無自覚すぎることもなく、静かで落ち着いたトーンで話が進むのも好印象です。これは語り手である主人公が前世では病弱で物静かなタイプだったということも関係あるかもしれませんね。特に第一章、最初に空に飛び立つシーンが印象的でした。静謐な空気と主人公の歓喜が伝わってきて珠玉の名シーンだったと思います。

ちなみに主人公の(魔物としての)種族は、本人含めまだ誰も分かっていません。知ってるのはタイトルを見た読者(笑)と、黒雲騒ぎの黒幕だけですね。早いとこ黒幕倒して、主人公の夢である「どこまでも澄み切った青い空」を飛ばせてあげて欲しいです。





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