色々規格外なのに自己評価低めの主人公が、もっと規格外な隠者に保護されて互いに支え合う関係になる話、第2巻。
今回は沙漠の家が爆破されてしまって引っ越し先を探したり、採取目的で入った何てことの無いはずだった迷宮探索で「魔王の痕跡」を発見しちゃったりそれで大ピンチになったりしてます。なにげに呪いの本が大活躍!コイツ有能でイイ奴だな…呪い本ですが!そして隠者のお兄さんが主人公に名前をプレゼントした…だけだと思ったら求愛までしちゃってたよ!という怒涛の衝撃展開で本編の幕を閉じたわけですが…、まさかそれ以上の衝撃が巻末書き下ろしに待っていようとは。

そう、今回一番の注目はなんといっても巻末の書き下ろしなんですよ!
作者自ら「衝撃の短編」とか言っちゃうだけあって、本当に衝撃…!
まさか…
勇者が聖剣に乗っ取られていたとは!

時々主人公が勇者のことを「最初は良い奴だったんだ」と語ってて、どんだけお人好し!と思っていたんですが、彼女の語る”バカで脳天気で、でも誠実で憎めない”という人格が本来の姿だったんですね…!物語の最初の、パーティからの追放劇が、”聖剣”の悪意から主人公を逃がすために本来の勇者の人格が出来た精一杯の行動の結果だったとは…切ない。
こうなってくると、今まで「さっさとザマァされて痛い目見ると良いよ」としか思っていなかった勇者君をなんとか助けてあげたくなる!

これまでは主人公は隠者のお兄さんと幸せになって穏やかな生活を送れるようになれば良いと思っていたんですが、ここに来て根底から引っくり返された気分です。
後書きによればweb版ではもう完結しているみたいなので、書籍でも次か、その次の巻くらいで完結を迎えるのかな?これは目が離せない!



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