植物という一見地味な魔法適性のせいで実家は追放されたけど、辺境領地で凄い人達に囲まれて幸せなスローライフしている話、第2巻。
今回は希少種族な住民が更に増えたり新しい料理やお菓子や入浴剤を作ったり意外な種族の交易相手が増えたり遊び場を作ったりしています。

周囲に女の子がどんどん増えてハーレムの様相になってきてますね…。一応今のところは誰とも一定以上の仲にはなってませんが、女の子側は揃ってその気になっているようです。…この要素いらんわ~…。主人公は幼馴染ヒロイン一途でいいじゃない。
あ、ちなみに前巻ラストで思わせぶりに引きが入ってましたが、これは結局「ものすごい長寿になる世界樹の実をうっかり食べさせちゃって、主人公共々妹とヒロインも人間やめちゃったかも」という話だったみたいです。ほらやっぱり大した事件じゃなかった。周囲がみんな「良かったじゃん。私も長寿種族だし」みたいな反応なので悩むほどのことはなかった模様です。


ショートストーリーの連続で構成されているので「物語」というより「単発エピソードの連続」というスタイルの本作ですが、主人公の能力説明から追放、辺境で生活基盤を整えて…という流れのあった前巻に比べて物語としての新鮮味が薄れていて、「読ませる」力に欠ける感じになってしまいました。
小さなエピソードの連続だからこそ、どこで読むのをやめても差し支えないわけで…そこを越えて”読ませる”ためには起こる事件の独自性やキャラクターの魅力がないと。”ほのぼの”だけでは弱いです。
この作品の場合、人物にも話にも惹きつけられる魅力が乏しいのが弱点ですね。ほのぼの…だけじゃない!と思わせる、何かひと押しが足りない感じです。

スローライフが悪いわけじゃないんですが、こうも同じようなエピソードだけしか見せてもらえないんじゃ、もういいやって気分になってしまいます。
1巻の時点では割と好印象な作品だったので、2巻の出来映えにはちょっとガッカリ…。多分続きはもう読みません。


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