モテないサラリーマンの主人公。ある日いつも通りに眠ったはずが、起きると10歳の姿になって異世界に転移してしまっていた。これはチートで無双できるパターンか!と大喜びの主人公が早速ステータスを確認すると、レベルは1で上限到達、ステータスは超貧弱、ユニークスキルは調味料作成という残念な結果。それでも調味料を活用して戦えることは分かったので、憧れの冒険者生活を開始。あわよくば可愛い女の子とお付き合いもしたいと妄想を膨らませる主人公だが…

というわけで、見渡す限り変人しかいない話。なぜか調味料で戦ってるコメディです。

調味料で戦う、ってちょっと何言ってるのか分からないですよね。でも事実。否定しようのない事実。
いえ、ハバネロを魔物の口に突っ込むのは良いよ?あれは殺傷力高い(笑)ので、武器として十分成り立つと思いますよ?
でも醤油ビームとか腐った卵攻撃になってくるともうワケ分かんない(笑) 
しかもそれで実際に魔物倒せてるし(爆笑)
異世界の魔物たち、臭い耐性無さすぎでしょ!

そして主人公、スキルが調味料作成だったんなら普通に料理無双しなよ…なんで「醤油で戦おう」とか思ってるの(笑)
まあ面白ければ何でもアリですが!

一応途中からは高ランク冒険者とパーティ組んで、料理やサポートメインの付き人ポジションに収まったので、スキルと立場がようやく一致した感はありますね。次からはもっと料理がメインになることでしょう。…多分…。

あと女性陣が主人公に最初から甘すぎると思ってたけど、考えてみたら見た目は10歳…子供ですからね、荒くれ冒険者ばっかり見てる受付嬢が主人公を可愛がるのはまぁ当然といえば当然かも。主人公の内心があまりにもアレだから外見年齢のこと失念してしまいますね。主人公は女の子に手を握られただけで「よしお付き合いだ!」とか妄想膨らませてるけど、客観的に見れば大人が子供の手を引いて歩いてるだけですからね(笑)
まぁお菓子の差し入れを始めた辺りからは「子供だから」というより餌付け効果で可愛がられているような気がしないでもないですが!
主人公の料理に食いつきすぎな周囲の皆さんは大概チョロいとは思うけど、女性に弱すぎの主人公も大概チョロいのでお互い様かな(笑)


同じ作者の別作品 → 異世界クラフトぐらし



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