幸せになってほしい神々の思惑に反し、頑なに破滅を望む主人公が悪役を全うしようとする話、第2巻。今までの周回では存在しなかった事件が起きたり、まだ会わないはずの攻略対象に遭遇したりと大忙しな巻になりました。
「フラグを折って破滅回避!」な話なら存分に生存フラグを立てられそうなエピソードてんこ盛りなのに、悪いことは全部自分が引き被って死亡エンドを迎えようとする主人公がなんか悲しいです。今回は義母との絡みが無かったから鬱成分弱めだったのが救いでしょうか。
というか神々のバカさ加減があきれ返るレベルですね!「悪役としてのアメリア」を最初に創った神が「こんな神々に翻弄されて、ぼくのアメリアが可哀想」と嘆くのも納得ですよ。こんな身勝手かつ愚かな神々との約束なんてさっさと放棄しちゃえば良かったのに…。
この作品、進行が遅い上にどうにも読後感が悪いんですが、やっぱり「積極的に死にに行く主人公」というのが素直に応援できないんですよね。同じ死にたがり系でも「やること成すこと裏目に出て好感度うなぎ登り」みたいなコメディ寄りなら「頑張れー(笑)」と見ていられるんですが。この主人公はひたすら悪評高めようとしていて、しかもそれが成功しちゃってるから、本当の彼女が周囲に理解されまま話が進むんですよね。そこが読んでて辛い。「あの子本当はいい子なのに」と悔しい思いをしながら見守る人がもう少しでも増えてくれれば少しは読みやすくなるんですが。
1巻はコチラ
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「フラグを折って破滅回避!」な話なら存分に生存フラグを立てられそうなエピソードてんこ盛りなのに、悪いことは全部自分が引き被って死亡エンドを迎えようとする主人公がなんか悲しいです。今回は義母との絡みが無かったから鬱成分弱めだったのが救いでしょうか。
というか神々のバカさ加減があきれ返るレベルですね!「悪役としてのアメリア」を最初に創った神が「こんな神々に翻弄されて、ぼくのアメリアが可哀想」と嘆くのも納得ですよ。こんな身勝手かつ愚かな神々との約束なんてさっさと放棄しちゃえば良かったのに…。
この作品、進行が遅い上にどうにも読後感が悪いんですが、やっぱり「積極的に死にに行く主人公」というのが素直に応援できないんですよね。同じ死にたがり系でも「やること成すこと裏目に出て好感度うなぎ登り」みたいなコメディ寄りなら「頑張れー(笑)」と見ていられるんですが。この主人公はひたすら悪評高めようとしていて、しかもそれが成功しちゃってるから、本当の彼女が周囲に理解されまま話が進むんですよね。そこが読んでて辛い。「あの子本当はいい子なのに」と悔しい思いをしながら見守る人がもう少しでも増えてくれれば少しは読みやすくなるんですが。
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