夕月堂　～本とお菓子と時々旅行

ハッピーハロウィン♪
毎年毎年、何がどう「ハッピー」なのか分からないハロウィンです。今年は仮装で街に繰り出して大盛り上がり！というわけには参りませんが、気分だけでもハッピーに！
とりあえず小さなお子ちゃまが魔女やらカボチャやらになって歩いてるのを多数目撃してほっこりです(*^-^*)


というわけで、今年のハロウィンケーキはシャトレーゼ♡
黒猫可愛い～(≧▽≦)
まんまるみかんも可愛い～！！
シャトレーゼ、まんまる果物シリーズ好きですね。そしてそれに毎度毎度引っかかる私も(笑)

黒猫がチョコムースにラズベリーソース、みかんが温州みかんムースに「せとか」ソース。どちらもトロっと蕩ける舌触りで大変美味しいですよ♡

黒猫ちゃんはチョコなだけに甘いんだけど、かなり酸っぱいラズベリーソースが上手いこと引き締めて口の中をリセットしてくれます(*^-^*)

そしてみかんの爽やかさときたらもう…！いくらでも食べられそうな勢いでした！
まんまるシリーズは1個がかなり大きいので実際には1個食べたらおなかいっぱいですけどね(笑)





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通勤中に階段から落ち、気付いたら読みかけの小説の登場人物である公爵令嬢アリーセになっていた主人公。小説通りなら彼女はこの後国王の後妻になり”浪費で国を傾けた”という冤罪を着せられて断罪されてしまう。そんなことになる前に、継母と義妹に支配され主人公を虐げている公爵家から逃げ出し庶民生活をするつもりで準備していたのに、何故か小説より早いタイミングで国王への輿入れが決まってしまう。しかも小説と違って王太子は主人公に対する敵意に溢れているし戦争の火種まで燻る始末。主人公は、小説には登場しなかった従兄を味方に付け様々な問題を片付けていこうとするが…

というわけで、小説世界の悲劇の王妃になったけど自分の運命は自分で切り開こうと奮闘している話。
なかなかスリリングでサスペンス。結構面白かったです。

小説世界とはいえ、主人公は王妃が冤罪で断罪される所までしか読んでおらず、黒幕が判明する解決編に辿り着いていなかったため、小説知識による優位性が全くありません。しかも登場人物も小説と食い違いがあって割と最後まで黒幕が判明しません。宰相は分かりやすく怪しいですが、他にも怪しい動きをしている人がてんこ盛りの黒幕候補量産状態で、誰も彼も怪しく見えるあたりが面白いですね。
恋愛方面についてはほぼ皆無ですので、そちらを期待する人には肩透かしな内容かもですが、私は楽しかったです。

主人公が最初から気にしていた「本来のアリーセ」の魂の行方については最後の最後に判明。ご都合主義といえばその極みではありますが、彼女も救われていて良かった。ほっこりした気分で終われます。

残念だったのは、主人公の継母と義妹が相応の報いを受けず逃げ切ったらしいこと。続巻ありきの仕込みなのかもしれませんが、個人的には彼女たちにもキッパリと引導を渡して、この一冊で綺麗に完結して欲しかったです。

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神戸市立博物館に「和のガラス」展を観に行って来ました(^^♪


や～、美しいわ～♡目の保養です(*^-^*)
ガラスのコレクションに定評のある神戸市博とサントリー美術館の収蔵品がメインでしたね。ガラスの彩色についての解説本の作者がまさかの葛飾北斎！なんていうのもあって見応え充分。平日なのでガラガラでゆったり鑑賞できたのも良かったです。
ただ、一人すっごくマナーの悪い迷惑なおっさんがいて興醒めでした…(-"-)　あのね、観に来てるのは自分一人じゃないんですよ？みんな同じ料金払って観てるんです…なんでそんなに「自分が優先されて当たり前」みたいな態度取るのかな…。

ちなみに神戸市立博物館、改装してかなり内部が変わってました。オシャレな和カフェも出来てたので、せっかくだからランチかお茶でも…と思ったんですが、お値段がお高すぎて無理でした…。一人で入る値段じゃないわ～。

というわけで、ランチは博物館の近くにあるカフェ「itsu葉」で。
選べるメインが９種類くらい…？と、サラダが付いて、他にお惣菜とドリンク、自家製パン、ご飯とスープが各2種類の食べ放題。これで1000円以下というお手頃ランチ♪大盛況でした。

私が選んだメインは期間限定ソースのハンバーグ。今だけシャンピニオンクリームチーズソース、というのに釣られました(笑)
思ったより味が濃かったですが、ボリュームもそこそこあって、イマドキ人気の柔らかいやつじゃなくて私好みのしっかり焼き込んである歯応えしっかりめのタイプで、美味しかったです(*^-^*)


お土産はケーニヒスクローネ。前から気になっていた「近日」とプリンのセットをついに購入♡

近日美味しい！サックサク！クリームとろとろ！齧るとパイが半分に割れちゃって超食べにくかったけど美味しい！
プリンは黒糖蜜が別添えで、かけなくても美味しいけど、かけた方がもっと美味しい♡
サイズは小振りですが大満足でした！


あと、GOKANの焼き菓子いろいろ。レモンケーキと栗マドレーヌ、あと米の最中クッキーを2種。
「生れもんさん」は新製品。もともとある「檸檬燦」の生バージョンだそうで…生菓子なので、とりあえずこれだけ先に頂きました♡
これめちゃくちゃ美味しい！ケーキふわっふわで、クリームがこれでもか！というほどタップリ詰まってます。そしてこのクリームがまた美味しい！滑らかカスタードに粒々のレモンピール？が入ってて、結構しっかりレモンの味がします！爽やか！

これは他のお菓子たちにも期待が持てそうですね！
今日は明らかに食べすぎなので(笑)明日以降に持ち越しですが。

やっぱり神戸は美味しく楽しい街ですね(*^-^*)





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学園のパーティーで、突然王太子が公爵令嬢に婚約破棄を突き付ける！が、理由として挙げられた数々の「罪」を公爵令嬢は華麗に論破。業を煮やした王太子は国外追放を言い渡すが、公爵令嬢に「私が共に居ます」と寄り添う騎士が現れて………って、アナタ私の婚約者でしょ！？ウチの実家を怒らせたら国中が大変な騒ぎになっちゃうんですけど…

というわけで、乙女ゲームの世界だけどゲームとは全然関係ない「その後」がメインの話。

主人公アレッタは悪役令嬢による”断罪からの逆転ざまぁ”の場面を見たことでこの世界が前世でプレイしていた乙女ゲームの世界であることに気付きますが、本人はゲームに登場していません。
ゲームヒロインと悪役令嬢はどちらも転生者です。ヒロインの方は学園入学時に記憶が蘇り、わ～いヒロインだ♪とはしゃいで攻略してみたものの、現実では自分に対して「何人もの男を手玉に取り、肉体関係を持っている」と悪評が立っていることに気付いて我に返り、慌てて攻略対象たちから離れようとしたが失敗。という過程を経たため、今は修道院行きを望んでいます。悪役令嬢の方は幼い頃から記憶があり、婚約者との関係を良好にしようと努力したものの失敗。婚約者には見切りをつけてゲームの推しだったモブキャラの騎士との恋愛を楽しんでいました。アレッタという婚約者がいたことは断罪劇の後で知ったため絶賛動揺中です。でも、この二人は話にあんまり絡んできません。

アレッタはゲーム的には存在しない人間ですが、魔物の氾濫に日常的にさらされている領地ベルクハイツの跡継ぎで、この領地が落ちれば王国も滅亡するという超重要な立ち位置の娘。というわけで、ベルクハイツに対して無礼を働く結果になった王国側は大慌てです。
悪役令嬢も、恋する相手が違っていれば華麗なる逆転劇でハッピーエンドを迎えられたんでしょうに…。
まあ、メインの話はアレッタの元々の婚約者候補だった幼馴染が奮闘して彼女を落とそうとする話ですからね…。悪役令嬢が主役の話じゃないから、ハッピーエンドになれなかったのも仕方ない！

ちなみにアレッタがゲームの舞台の学園に通っていながら「ここは乙女ゲームの世界」と気付いていなかったのは、自分の領地が”劇画調のバトル上等な世界”だったせいらしく、学園に通うために王都に来たら急に少女漫画の世界になって衝撃を受けたそうですよ(笑)
これ、できれば挿絵もベルクハイツ勢は劇画タッチに変えて欲しかったところですねぇ…。本文中で散々「容姿からして住んでいる世界が違う」と表現されているんですから。


そして、変な方向に意表をついてきたのが、アレッタ主人公の話は前半で終わり、後半はアレッタの友人で先輩のマデリーンとアレッタ兄（4男）との初々しいラブコメになるという超展開。
これはちょっと予想外でした。
というか、後半の二人のほのぼの恋模様が可愛すぎて（舞台はベルクハイツなので殺伐としてるけど）、もうこっちの二人がメイン主役でいいじゃない、という感じ！
正直メイン主人公のはずのアレッタとか幼馴染とか、どうでも良くなっちゃいましたからね。兄さま可愛すぎです！もうお前らさっさと結婚しちゃえよ！
舞台もベルクハイツの特殊性を前面に押し出して特色が出ていたし、二人の恋の行方も素直に応援出来たし…最初からマデリーンを主役に据えて乙女ゲーム要素を排除してしまった方がよっぽど面白い仕上がりだったと思わずにいられません。アレッタ絡みの話なんて回想として１章でぎゅぎゅっと凝縮しちゃう程度で十分でしたよ！

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ついに…ついにこの日がやって来ました！
コロナ禍で開催休止に追い込まれていた物産展、復！活！です！待ってた超待ってた！
物産展復活、第一陣を切ったのは一番人気の北海道！人気ランキングは夕月の脳内勝手にランキングです！

久しぶりの物産展とあって人出は上々！みんな物産展に飢えてたのね…物凄い勢いで売れてました。もちろん私も、思いのままに買ってきちゃいましたよ(^^♪

まずはこれ！
テディ・ロールのスフレチーズケーキとシフォンケーキ♡
チーズケーキは表面トップの部分だけカラメリゼされてます。…もっと範囲広くやってくれても良いのよ？　本体はしゅわっしゅわのフワッフワで食べたらほわっと溶けちゃいます♡美味しい(*^-^*)
シフォンケーキは…普通(笑)　紅茶味の方が私は好きでした。



そしてこれ！ロイズの新作、ピスタチオクランチチョコレート♡
クランチじゃないピスタチオチョコもあったんですが、物産展開始二日目で売り切れてしまっていました。私のお目当てはクランチの方だったので問題なし！でもこちらも開始後三日目で売り切れてた。
やっぱり”新作”という響きは万人を魅了するのですね！ウチの姉は出遅れて「買い損ねた～！」と嘆いてました。



あとこれ！ビッグサイズのアポロ、富良野メロン味！
これ、いちご味もありまして、多分味としては苺の方がおいしいだろうなとは思ったんですが…
ご当地感というか「ここでしか買えない」感があるのはやっぱりメロンかなと！
アポロの形状ってこれだけデカいと食べにくい…ぶっちゃけ噛もうとすると口の中に刺さる(笑)んですが、その分食べ応えは充分！
メロン味は思ったより弱めで、表面のホワイトチョコが激しく自己主張してました。ミルク感たっぷりで美味しいよ！


久々の人気物産展とあって、密になるのが少し心配でしたが、会場側も今までより会場を広く、各店の間の通路もかなり広くとってあって、ゆったりと余裕をもって会場を回れるように工夫してくれてました♡　試食がストップしてしまっているのが残念ではありますが、まぁ時節柄しかたないですね。それよりも物産展を再び開催してくれたことに感謝です(*^-^*)
まだ気になるケーキとかアップルパイなんかもあるので、会期中にもう一回は行くぞ！





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