夕月堂 ~本とお菓子と時々旅行

夕月堂へようこそ。本・グルメ・旅・好きなもの色々気の向くままに綴っています。

読書

人生をかけて人類の敵、やっています

クエストに励んだり勇者を目指したりする王道路線のLルートと、悪役プレイのCルートを自由に選んで遊べるVRゲームで、Cルートの”無敗の魔王”として頂点に立っていた主人公。ゲームのバージョンアップに伴い全プレイヤーのデータがリセットされて再び1からスタートすることになったが、今回も同じ場所を目指してプレイを開始する。当初は妹と二人だけで楽しむ予定だったが、成り行きで初心者の面倒を見てみたり、かつてのLルートの有名ランカーと共闘することになったりと予定外の出来事が多くて…

というわけで、ただただゲームで遊んでいる面々の話。
タイトルに興味を引かれたんですが、単にゲームの話でした。まあゲームシステムが割と面白くてサクサク読めたし楽しかったです。

人間模様については割とありきたりですね。危ないレベルで兄が好きすぎる妹キャラも定番で目新しさはないし、プレイ開始直後に知り合ったゲーム初心者のリアルでの正体もバレバレなので謎でもなんでもありません。主人公は気付いてないですけど。

主人公はどうやら事故か何かで寝たきりに近い状態のようで、多分そのせいでリアルでの夢が叶わなくなってゲームの最強を目指しているのかなぁと思われますが、回復傾向らしいからゲーム依存で現実に戻れない、なんていう展開になることはなさそう。続巻が出ても多分このまま平和なゲームの日常が描かれていくんでしょうね。

ん~、悪くはなかったんですが、もう一押し何かの要素が追加されないと数あるゲームものに埋もれて終わりそうです。次にどんなエピソードが用意されているかが勝負かな~。





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二度と家には帰りません!

れっきとした男爵家の娘なのに、双子の妹に比べて出来損ないと言われて虐待され、使用人代わりに働かされていた主人公。だが12歳のスキル確認の日に、新種のスキルの持ち主だと判明したことで彼女の人生は一変する。賓客待遇で王立研究所に迎えられ、初めて他人から優しく接してもらった主人公は、少しずつ自分を表現できるようになっていく。一方、火魔法のスキル持ちと判明したため主人公と同じ研究所に魔術制御の訓練生として通うことになった双子の妹は、主人公とのあまりの境遇の違いに不満を膨らませていて…

というわけで、他者によって出来損ないと思い込まされ劣等感の塊になっていた主人公が本当の自分を見つけていく話。

生家での主人公の待遇があまりにも酷すぎてドン引きレベルです。その理由については終盤に明かされますが…まぁスッキリざまぁ展開にはなりましたね。とはいえグレンのスキルが無かったら深刻な後遺症が残っていたレベルの虐待だったわけで、この程度で済まされるのでは軽すぎるというモヤモヤも残ります。
虐待の実態を知らなかった父と、主人公の境遇を作り出した元凶である侯爵の行く末はともかく、虐待実行犯である母の処遇がヌル過ぎる!母と妹はもう少し己の罪深さを自覚する展開になってほしかったです。

さて主人公の「思い描いた種を生み出す」というスキルですが…これはなかなかハイレベル!知っている種はもちろん、図鑑で見ただけ、とか伝説で語られるだけ、という種でもイメージさえしっかり描ければ生み出せるとか、なんというチート!チート溢れるラノベ界(笑)でも珍しいタイプの能力で、使い方次第で色々な物が生み出せそうで、夢が膨らみますね。

一方で、若干残念だったのはグレンのキャラ付けです。グレン視点の話における彼の口調がなんか…「実は俺は○○だったりするのだ」のオンパレードで正直寒い…。なにその語尾。主人公に接する時の言葉遣いのままの方がよっぽど自然じゃないですか。
あと、この作品で彼の「実は日本からの転生者」という設定、必要ですかね?その設定、たいして仕事してませんよね。辛うじて巻末のオマケで「転生者はあらゆる言葉が理解できるので魔物の言葉も解る」という説明があった時くらい?でも本編中で様々なチートスキルを披露している彼なら、言語理解も多種のスキルの恩恵のひとつです、だけで良かった気がします。スキルが多いのも「王族ならそんなもの」で押し切っても差し支えないわけですし。精霊が実在する世界なんだから「精霊の加護がある」なんていう理由でもいけそうですし。転生設定以外でも辻褄を合わせる手段ならいくらでも考えられそうなのに。
この先、物語が続くうちに彼の転生者設定が仕事する日がくるのかもしれませんが…主人公はあくまで可憐なチェルシーなんだし、脇役のグレンにそこまで盛り盛りの設定いらない気がしますけどね。

というか、この話、続く…んですよね?精霊樹と瘴気の話がサラっと語られていて、解決していない案件として残っているので、そのあたりの解決編がありそう…。むしろその先の話が本来作者さんの書きたい話である可能性もある…とは思うんですが、私としては主人公の環境が改善されて(生家の関係者以外は)めでたしめでたし、のハッピーエンドとなった今巻だけでも充分かなという気がしています。






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最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。 2

特殊能力てんこ盛りのスライムと愛されまくり主人公が可愛いロードノベル、第2巻。今回は一冊丸ごと、人身売買組織との対決編。そろそろ周囲にも主人公と相棒たちの特異性が浸透して参りました(笑)

今回、分厚っ!キリの付く所まで収録した上に書き下ろしとコミカライズの第1話まで入ってますからね。お得!
その書き下ろしは主人公のお誕生日祝いのサプライズ。旅を通して主人公も「どうやら故郷の村の性質が最低だっただけで世界にはもっと良い人が多いらしい」と気付き始めています。まあソラの”悪意ある人間判定”という絶対的な根拠があるから信じる人間を間違えなくて済むのは大きいですよね。…そのソラはどこをどうやって判定してるんだろう……。さて特別なのは「崩れスライム」と「星無しテイマー」、どちらなんでしょうね?

そして、待望の!アダンダラに名前が付きました!シエル可愛いよシエル♡ 名前を貰って嬉しくて尻尾ざっかざっか振っちゃうシエル可愛いよ!彼女(メスです)、押しかけ従魔というか、最初から主人公に寄り添う気マンマンでしたからね、他人に向かって正式に「仲間」と紹介してもらったのが嬉しかったんでしょうね。微笑ま~(*^-^*) 挿絵の入る位置はなんか間違ってる気がしてならないんですが…気にしたら負けかな。

それにしても主人公、前世については断片的な知識しかないせいで「前世で暮らしていた世界は詐欺や犯罪が多くて奴隷落ちなんてしたら一生解放されない、危険がいっぱいの世界だったのかも」とか思っちゃってますよ。違…!それラノベ知識だから!むしろ世界一安全で平和な国で暮らしてたから!と言ってあげたい…でもその誤解を解ける人がいない(笑)
さらに、実は主人公が今世では誰からも料理を習っていなかったことが判明。無意識に前世知識で作っていて、今世でも習ったつもりになっていた模様です。これに関しては前世知識いい仕事しましたね!もし自分で料理できなかったら、村を出て間もなく栄養失調で倒れていたかも…。
この作品の「前世知識」の使い方、結構好きです。
まぁね、大人が考え付かなかった作戦を次々に出して「9歳じゃない」と言われちゃう原因もこの前世知識なんですけどね(笑)

作戦や敵方の裏側考察に関してはもう…前世のラノベ準拠だな、って読み手にはすぐ分かりますが…あちらの世界にそんなの分かる人いませんしね。そして主人公の、自分の前世の世界に関する誤解は深くなっていく…(笑)


1巻はコチラ

同じ作者の別作品 → 異世界に落とされた…浄化は基本!




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愛され王子の異世界ほのぼの生活

子供を庇って事故死した主人公。転生するにあたり、新たな人生の身分や容姿、能力を決める十連ガチャで主人公が引き当てたのは女神も見たことがないくらいの大当たり大連発だった。ファンタジー世界で容姿にも能力にも恵まれた第二王子として生まれた主人公は、幼い頃から多彩な能力を発揮。わずか5歳にして、他の兄姉達も通う学園を受験することになって…

というわけで、愛され王子?ほのぼの?どこが?内容的には「腹黒王子の暗躍生活」でしょ?と言いたい話。中身は浅くてスカスカです。

とりあえず主人公の5歳という年齢設定、あんまり仕事してませんね。「5歳児にこんなこと任せるの?」とか「5歳なのに凄い!」とか言わせたいだけですよね。物語的には5歳である必然性は感じません。
話し方や立ち位置、周囲の人に与える印象…色々考えてもせめて10歳くらいにはなっていないと説得力の無い展開のオンパレードです。「可愛い外見を利用して相手を罠にかける」とかいう方向に展開するならアリかもしれませんが、この話、そういう方向性でもないですしね。

あと、増えていく仲間が全部奴隷、というのがちょっと…。キャラが立っていると言える程度の描写があるのは元暗殺者と元敵国魔法騎士の二人くらいで、それ以外の人たちは「居るだけ」状態だし…強いて言うなら主人公礼賛要員でしょうか。この程度にしか扱えないなら奴隷は先述の二人だけにして、その分人物の描き込みを深くした方がまだ良かったと思います。
それに主人公、元日本人のわりに「奴隷」というものに抵抗無さすぎて違和感が…。「奴隷は所有物」と言い切れちゃうのが何とも言えず嫌な感じです。いくらこの世界では違法ではないと言われても、やはり日本人としては人間を所有物呼ばわりするのには違和感を感じるものではないでしょうか?

肝心の物語も、前世の知識と転生チートで異世界生活楽勝です、というだけで特筆できる部分があるわけではないし、大きな動きとか主題なんかもない単発エピソードの連続で心に残る部分があるわけでもないし…
きっぱり駄作でしたね!(※個人の感想です)


あ~、後で気付きましたが…初期スキルが便利すぎるの人かぁ…。
あちらも駄作だったんですよね。駄作すぎて作者名覚えていませんでした。気付いていれば最初から読まなかったかも…。



同じ作者の別作品 → 初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!





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騙され裏切られ処刑された私が……誰を信じられるというのでしょう?

婚約者だった王太子に謂れのない罪を着せられ、愛する家族含め信じていた全ての人に裏切られて、凄惨な拷問の末に処刑された主人公。だが、ようやく死ねたと思った次の瞬間、6歳の頃に戻ってしまっていた。前回の人生のように破滅しないよう、成人したらすぐに家を出るべく少しずつ準備を進めていた主人公だったが、関わらないようにしていたはずの王太子の婚約者にまたもや選ばれてしまったため、成人を待たず即座に家を出ることを決意。冒険者の母子を護衛に雇って、とりあえず隣国を目指すが、王国からはしつこく追手がやってきて…

というわけで、処刑後からのやり直しもの。冒頭で語られる主人公の前回の境遇が悲惨すぎます。そりゃトラウマにもなるわ…。

対人恐怖症と人間不信で他人に触れると気分が悪くなる主人公ですが、どうやら善人に対しては体調不良が起こらない模様。信用判定に丁度良い…とか割り切れれば少しは楽になりそうですが、そこまで開き直れないかな。
とりあえず、触れ合っても大丈夫、という貴重な存在である冒険者親子(特に母親)に溺愛されてます。この親子を紹介してくれたギルド職員さん、ファインプレーでしたね。オマケ的に入っている他者視点の話から見ても、彼女が担当してくれたのが主人公にとって最大の幸運だった気がします。この親子が味方についてくれなければ、主人公かなり早いタイミングで王国側に捕捉されちゃってたと思うし。
奔放で最強な母と、成人したばかりだけどしっかり者で怒らせてはいけない系の息子のコンビって良いわ…。
主人公はトラウマもあって完全に人を信頼するというのはまだ難しそうだけど、現状のままでも二人には本当の家族として温かく迎えられているし、少しずつでも心が癒されていくと良いですね。

主人公に付いている「偽聖者の生贄」という称号の謎についてはまだ明かされていませんが、王国が執拗に主人公を追ってくるのはこの称号のせいなのかなぁ。前回の人生の悲劇は間違いなくこれのせいだと思いますが。
鑑定ができる人間はカーナさん親子くらいだという話ですが、王国側も何かの手段でこの称号を知っている…?まぁ今回の人生ではまだ誰も主人公に対して危害を加えてはいないので、主人公が自発的に逃げる理由が思い当たらず、単純に誘拐されたと思って探しているという可能性も無くはないんですが…それにしては王太子の動きが微妙に怪しいんですよね~。





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